市営住宅について分かりやすく解説!
2023.10.24
日本には、市営住宅というものがあります。市営住宅は条件などが多く分かりにくいので、主な条件などに絞って分かりやすく解説していきます。今回は神戸市の場合について説明します。
市営住宅とは
住宅に困っている方に安い家賃で入居できるよう、国の補助を受けて市が整備した公営住宅です。一定の条件を満たすと申し込みをすることができます。
募集時期
神戸市では、募集は毎年5月、8月、11月、2月にあります。
2023年の8月募集は8月1日~8月8日です。
申し込みの条件
- 住んでいる地域や仕事場の地域が神戸市であること
神戸市の市営住宅の場合、申し込む時点で神戸市内に住んでいるか、神戸市に勤務先があることが条件です。
- 一緒に住む人の条件
2人以上で住む場合は、一緒に住む人が申し込む人の配偶者か申し込む人もしくは配偶者の3親等以内の親族であることが条件です。
1人で住む場合は、60歳以上の人や障害を持っている人、生活保護を受けている人など条件が2人以上で住む場合よりも厳しいです。
- 収入の条件
政令月収額が158,000円以下の世帯
計算方法はこちらのPDFの8ページをご覧ください
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/4451/mousikomi_annaisyo_r5_5.pdf
- 住宅が困窮している理由の条件
倉庫や事務所など、住宅でない建物に居住している、他の世帯と同居していてトイレやキッチンが共同であるなど、住む場所に困っていることが申し込みの条件になります。また、これらの条件は満たさなくても、通勤に片道一時間半以上かかる、収入と比較して家賃が高すぎる場合も申し込みの条件を満たすことができます。
申し込む時に提出する書類
・入居申込書
例 https://www.city.kobe.lg.jp/documents/4451/ippan_tokumoku_mousikomi_r5_5.pdf
上のPDFは2023年5月のものです。2023年8月以降に申し込む人は最新のもので申し込んでください。
以下のサイトの入居申込書の欄にあります。
https://www.city.kobe.lg.jp/a28775/kurashi/sumai/jutaku/information/shiei/moushikomi/schedule.html
申し込むと抽選が行われます。抽選に当たると以下の書類を出します。
当選後提出する書類
・神戸市営住宅入居許可申請調書
・住民票
区役所や、マイナンバーカードがある人はコンビニのコピー機でも取ることができます。
・市民税・県民税所得証明書
区役所や、コンビニのコピー機、郵送、オンラインで申請することができます。
・実態調査書
・誓約書
・その他神戸市が指定する書類
・その他該当する方のみ提出が必要な書類
県営住宅
県営住宅も市営住宅と同じような条件を見たせば申し込むことができます。
県営住宅は毎月募集、抽選を行っているので、県営住宅の方もぜひ見てみてください。
今回参考にしたサイト、PDFはこちらです。
申し込みの条件や、必要書類等、詳しくはこちらをご覧ください
- 市営住宅(神戸市)
サイト
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/4451/mousikomi_annaisyo_r5_5.pdf
なお、PDFは2023年5月の募集のものなので、2023年8月以降に申し込む人は新しいPDFを確認してください。
- 県営住宅(兵庫県)
https://hyogo-jk.or.jp/kenei/information/
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