今すぐできる!電気代を節約する4つの方法
2022.03.23
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- Q. 一人暮らしの留学生です。先月の電気代が9,000円でした。電気代を安くするためにはどうしたらいいですか?
- A. 家にいる時間が長いか短いかや季節などにもよりますが、一人暮らしで9,000円は高いと思われます。電気の使い方を見直してみることをお勧めします。今日は電気代を安くする方法としてよく聞くことを紹介します。
電気代を節約する4つの方法
1. 家電製品(家にある電気が必要な道具)の使い方を改善する
2. 待機電力を減らす
3. 古い家電製品を買い替える
4. 電力会社の契約を変える
1. 家電製品(家にある電気が必要な道具)の使い方を改善する
家電製品は、使っていない時は電源を消しましょう。ただし、エアコンは部屋の温度を変化させる時が一番電力を使うので、少し外出してすぐに帰ってくる時などは消さない方が良いです。洗面所やお風呂場、お手洗いなどの照明も必要がない時は消しましょう。照明は、LED電球の方が電気代を節約できます。
それでは、具体的な家電製品について見ていきましょう。
エアコン
- 設定温度に気を付ける
→設定温度が高すぎたり低すぎたりすると、電力を多く使ってしまい、電気代が高くなります。夏は28℃、冬は20℃程度にしま しょう。 - 空気をかき混ぜる
→冷たい空気は部屋の下に、温かい空気は部屋の上に行く性質があります。サーキュレーターや扇風機で部屋の空気をかきまぜると、部屋の温度がちょうど良くなり、エアコンの温度設定を高くし過ぎたり低くし過ぎたりせずに済みます。冷房の時は、エアコンの下でサーキュレーターや扇風機を下向きに使います。暖房の時は、エアコンの下でサーキュレーターや扇風機を上向きに使うと良いです。 - フィルターをこまめに掃除する
→エアコンを長く使っていると、エアコンの中のフィルターにほこりがたまります。ほこりがあるとエアコンの効率が悪くなるので、こまめに掃除しましょう。 - 他の冷暖房器具も使う
→エアコン以外にも便利な道具があります。部屋が小さい時はファンヒーターやオイルヒーターの方が効率よく暖めることができます。また、特定の場所を暖めたい場合、ホットカーペットや床暖房、電気毛布、電気ストーブも便利です。こたつや電気ブランケット、ひざ掛けなども効果的です。
夏は、扇風機の方がエアコンよりも使う電力が少ないです。それから、保温や冷感素材の服を着たり、断熱シートやすだれを使ったりするのも効果があります。
- 夏はドライ機能を使う
→部屋がなかなか涼しくならない時は、ドライ機能を使ってみてください。湿度が下がると涼しく感じられ、設定温度を下げなくても快適に過ごせます。 - 窓の近くに冷暖房器具を置く
→冬は、外から入ってくる冷気で寒く感じることが多いです。窓の下にオイルヒーターなどをおくと暖かくなります。夏は、家の中よりも外の方が涼しい時があるので、そんな時は窓を開けて窓の近くに扇風機を置いて、外の空気を中に入れましょう。 - 室外機の周りに物を置かない。こまめに掃除する。
→室外機の周りが、物が置かれていてふさがっているとエアコンの効率が悪くなります。また、室外機の中にあるファンにはほこりがたまるので、こまめに掃除しましょう。
冷蔵庫
- 物を入れ過ぎない
→冷蔵庫の中に物が多いと、冷やすために電力をたくさん使い、電気代が上がります。 - 熱いまま冷蔵庫に入れない
→物を熱いまま入れると、冷やすために電力をたくさん使い、電気代が上がります。冷蔵庫に入れる前に十分に冷ましましょう。 - 冷蔵庫を何度も開けない。開けたらすぐ閉める。
→何度も冷蔵庫を開けたり、開けっ放しにしたりしていると、中を冷やすために電力をたくさん使い、電気代が上がります。
洗濯機
- 洗濯回数を減らす
→一人暮らしなど、洗濯する量が少ない人は、何日かまとめて洗濯した方が良いです。ただし、洗濯機が満杯になるくらい多く入れ過ぎると、逆に電力を多く使ってしまうので気を付けてください。
2. 待機電力を減らす
待機電力とは
家電製品は使っていない時でもコンセントを差しているだけで電力を使っています。これを待機電力といいます。例えばテレビ、パソコン、電気ポット、炊飯器など、あまり使っていない時は、スイッチを切るだけでなく、プラグをコンセントから抜きましょう。しかし、よく使う電化製品で、プラグを抜き差しするのが面倒な時は節電タップを使ってみましょう。節電タップはそれぞれのコンセントにスイッチがついているので簡単に電源のオン/オフができます。電源をオフにしておけばコンセントを抜いている状態と同じになります。
→<<節電タップを探してみましょう>>
→<<節電タップを探してみましょう>>
3. 古い家電製品を買い替える
洗濯機、エアコン、冷蔵庫は平均寿命が7年から10年くらいと言われています。家電製品は長く使っているとだんだん効率が悪くなってくるので、古くなったら新しいものを買った方が電気代を節約できます。特に、最近の商品は電力の効率が良いものが多いので、新しいものを買った方が良いでしょう。
4. 電力会社の契約を変える
契約アンペア数
契約するアンペア(A)容量が選べる契約をしている場合は、契約しているアンペア容量が必要以上に大きくないか確認しましょう。一般的に、10~20Aは一人暮らし、30Aは二人暮らし、40Aは家族向けです。
電気代の支払い方を変える
口座振替にすると割引が適用される場合もあります。
契約する会社を変える
今は、たくさんの会社が電力サービスを行っていて、いろいろな料金プランがあります。例えば、携帯電話の会社のグループ会社が電力サービスを行っていて、その会社の携帯電話を契約し、電力もセットで契約することで、割引がある場合があります。
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