ゴミの分別・出し方の基本ガイド
2025.10.15

日本で生活するうえで欠かせないのが「ゴミの分別と正しい出し方」。地域によってルールが異なるため、最初は戸惑うことも多いと思います。決められた曜日・時間にそって出すことが大切です。守ることで、ご近所トラブルを防いで気持ちよく暮らせます。
この記事では、ゴミの主な分類や出す際の注意点、便利な調べ方などをまとめてご紹介します。
ゴミの主な種類と分け方
地域によって呼び方や細かいルールは異なりますが、
- 可燃ごみ(燃えるゴミ)
生ごみ、紙くず、ティッシュ、食品の包装など
汚れたプラスチック(きれいにできないもの)
- 資源ごみ(リサイクルできるごみ)
ペットボトル(ラベルとキャップを外して中を洗う)
缶・ビン(中をすすいで乾かす)
新聞紙、雑誌、段ボール(ひもでまとめて出す)
- プラスチックごみ(容器包装プラ)
お菓子の袋、レジ袋、トレー、ボトルなど
「プラ」マークがあるものが対象(きれいに洗うのがポイント)
- 不燃ごみ(燃えないゴミ)
割れた皿、小型家電、電球、金属製品など
地域によっては「月1回」の回収なので注意
- 粗大ごみ(大きいゴミ)
家具、布団、自転車など
事前申し込みと有料シールが必要(自治体HPで確認)
ゴミを出すときの基本ルール
- 曜日と時間
ゴミの種類ごとに出す曜日が決まっている
たいてい「朝8時まで」に出す(夜に出すのはNGな地域が多い)
- 指定ゴミ袋
地域指定の袋を使うことが多い(コンビニやスーパーで販売)
袋の色や形も違うので、引っ越し後は確認必須!
- ゴミステーションの場所
マンション・アパートなら敷地内に専用の集積所があることが多い
一戸建てや地域では、近所の決まった場所に出す
分別に迷ったらどうする?
「これって燃えるゴミ?資源?」と迷ったときは、
- 自治体のホームページ
「ゴミ分別辞典」「五十音別の検索」など便利なページあり
- アプリを使う
「ごみスケ」や「さんあ〜る」など、地域対応アプリも多数
品目を入力すれば、何ゴミかすぐわかる!
- ゴミカレンダー
多くの自治体が月ごとのカレンダーを配布
家の冷蔵庫などに貼っておくと便利!
引っ越し時や粗大ごみの処分方法
- 引っ越しの時は
一度に大量のゴミを出すと迷惑になることも
粗大ごみや不用品は、計画的に処分しましょう
- 粗大ごみの出し方(例)
- 自治体のHPや電話で申し込み
2. 指定の粗大ごみシールをコンビニなどで購入
3. 回収日の朝に貼って出す
※冷蔵庫やテレビなどの家電は「家電リサイクル法」
よくあるトラブルと注意点
ゴミ袋が違う、分別ミス → 収集されず、貼り紙で注意されることも
収集日の前日や夜に出す → カラスや猫に荒らされる原因に
他人の家の前に勝手に出す → トラブルのもと
ちょっとした工夫でゴミ出しが楽になる!
ゴミ箱を種類ごとに分けて設置しておく
スマホのカレンダーに収集日を登録しておく
迷ったゴミは写真に撮って、後でゆっくり調べる
コンビニやスーパーのリサイクルボックスも活用しよう!
いかがでしょうか。ゴミの出し方は、「生活ルールの一部」。きちんと守ることで、ご近所とのトラブルも防げるし、