防災リュックに入れておきたいもの第二弾 自分に合った防災リュックを作ろう!
2023.06.14
災害時に必要なものは性別や家族構成によって異なります。自分に必要なものを知って自分に合った防災リュックを作りましょう!
第一弾では誰にでも必要なものを紹介しました。ぜひそちらもご覧ください!
女性の方
まずは女性に必要なものを紹介します。
- 生理用品
災害時、生理用品はすぐにもらえるとは限りません。また、環境変化のストレスで急に整理が来ることもあるので常に準備しておきましょう。中身の見えないポリ袋もあるといいでしょう。
- 痛み止め
普段痛み止めを飲んでいる人はそれも入れておきましょう。解熱剤の効果もあったり、けがで痛みがひどい時にも飲めるので多めにあるといいでしょう。
- おりものシート
おりものシートはなかなか下着を交換できない災害時にも便利です。
子供がいる方
- 子供用のご飯
子どもがいる人はミルクや、哺乳瓶、離乳食などの子供用のご飯も準備しておきましょう。
- 子供用のトイレ用品
紙おむつや防臭袋、おしりふきがあると便利です。
- 子供用のおもちゃ
折り紙などのかさばらないおもちゃがあるといいでしょう。色鉛筆などの筆記用具もあるとおえかきもできて便利です。
目が悪い方
- メガネ
目が悪く、普段メガネやコンタクトをしている人は予備のメガネがあると便利です。寝ている時に災害が起きたらメガネやコンタクトをしていないかもしれませんし、避難の途中で落としたり壊してしまうかもしれません。予備のメガネも入れておきましょう。
余裕があれば入れておきたいもの
ここからは、女性や子供がいる人に限らず、余裕があれば入れておきたいものを紹介します。
- モバイルバッテリー
災害時は電気が止まっていることが多いので事前に充電しておいたモバイルバッテリーがあると便利です。
- 軍手
がれきをどけるのに便利です。また、避難する際にけがをしないためにも着けておくといいでしょう。
- ガムテープ
ガムテープはけがをして血を止める時に布の上から貼って止めたり、骨折した時に添え木を固定する際にあると便利です。また、布ガムテープだと上から文字が書けるので、避難する際に家の壁に貼ることで家族にメモを残すこともできます。つぶすとかさばらないのでぜひ防災リュックに入れておきましょう。
- ヘアブラシ、ヘアゴム
絶対に必要というわけではありませんが、あると便利です。特に髪が長い人にはあると嬉しい物です。
- 発熱剤
発熱剤は、水を入れるだけで熱を発生させ、物を温めることができるものです。ご飯やレトルトのパックを温めることができます。
- 汗拭きシート
体はウェットティッシュでも拭くことができますが、汗拭きシートの方がすっきりします。余裕があれば入れておきましょう。
- 充電器
災害が起こると電気が止まることが多いですが、電気が復旧した時に備えて充電器があると便利です。手回し充電式のラジオでスマホを充電できるものもあるので、充電器も入れておくと役に立つと思います。
- 預金通帳、マイナンバーカード、運転免許証、保険証のコピー
災害時には預金通帳がなくてもお金を引き出すことは可能です。しかし、本人確認ができないと引き出すことはできません。その時に口座番号や支店番号が分かるとスムーズに引き出すことができます。そのため預金通帳のコピーを入れておき、口座番号が分かるようにしていると便利です。本人確認書類としてマイナンバーカードや運転免許証も持っておきましょう。災害時はコピーでも本人確認書類として使うことができるのでコピーでも大丈夫です。
- 処方箋の控え
いつも病院に行ってお薬をもらっている人は、処方箋を持っておくとスムーズにお薬を貰うことができます。
- うちわ、冷感タオル
夏に災害が起こり、電気が止まった場合、エアコンや扇風機を使うことができずとても暑いです。熱中症にならないためにもうちわや冷感タオルがあると便利です。
- 防寒具
逆に、冬に災害が起こると寒さをしのぐための防寒具が必要になります。エマージェンシーシートでも温かくすることはできますが、手袋、マフラー、耳当てなどがあるとさらにいいでしょう。カイロもあると便利です。
- 家や車の予備のカギ
災害が起こると家や車のカギがどこにあるか分からなくなってしまうことが多いです。予備のカギをリュックに入れておくとスムーズに家の中に入れたり、車を動かすことができたりします。
- 予備の電池
懐中電灯やランタンの予備の電池もあると便利です。余裕があれば入れておきましょう。
防災リュックを準備する時のポイント
- 入れすぎない
今回と前回で防災リュックに入れたいものをたくさん紹介しましたが、あまりに入れすぎて重く、避難が遅くなってしまっては意味がありません。防災リュックは逃げる時に持っていくものです。避難が遅くなるほど重い時は中身を減らしましょう。
- 一人一人が用意する
家族で防災リュックを作る際は、まとめずに一人一人が用意をしましょう。男性用、女性用、子供用など、それぞれに合った中身と重さで用意しましょう。
- 取りやすいところに置いておく
避難する時にリュックを探していては逃げ遅れてしまいます。防災リュックは避難する時に通ることが予想される廊下、玄関、または普段過ごす時間が長い部屋に置いておきましょう。防災リュックの近くにヘルメットもあるといいです。
- 定期的に点検する
食べ物や水は賞味期限が過ぎていたり、防災リュックを準備した時よりも子供が大きくなって要らないものが入っていたりするかもしれません。定期的に点検して災害が起きた時にすぐに避難できるようにしておきましょう。
防災リュックは買うこともできる
防災リュックは自分で用意することもできますが、買うこともできます。防災リュックに入れるものを全て新しく買うとすると結構お金がかかるので、既にセットになっているものを買うのもいいかもしれません。
いかかでしたか?日本は災害が多く、いつ避難しないといけなくなるか分かりません。防災リュックを準備して地震や大雨などの災害に備えましょう!
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