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急いで逃げて!火事(かじ)が起こったら

急いで逃げて!火事(かじ)が起こったら

火事が起こると、警報音とともに日本語でアナウンスがあります。何を言っているか分からないと不安ですよね。火事について知って危ない時にきちんと逃げられるようにしましょう!

火事(かじ)とは

火事とは、建物などが燃えることです。火事が起きたらすぐに逃げてください。煙を吸い込むと危ないです。命を落とす可能性があります。

火事は機械が教えてくれる

火事が起きたら、機械の音声が教えてくれます。その機械は、火災報知器(かさいほうちき)と言います。警報音(キュイーンキュイーンまたはピーピー)の後に「火事です火事です(○階で)火災が発生しました」と音声が言います。、火災は、火事という意味です。自分の近くでは火や煙が見えなくても、他の場所で火事が起きているので、このアナウンスが聞こえたらすぐに逃げましょう。

逃げる時

逃げる時はエレベーターを使わず、階段で降りてください。建物の外側に階段がある時は、その階段を使って逃げるようにしましょう。荷物は持たず、ハンカチやタオルで口と鼻をおさえ、煙を吸わないように逃げます。煙があるところを通る時は、出口が近ければ息を止めて出口まで急いで走って下さい。出口が遠い時は、煙を吸わないように姿勢を低くして床を這うようにして逃げましょう。

逃げた後

逃げた後は火が消えるまで絶対に建物に絶対に戻らないでください。逃げ遅れた人がいる場合は消防の人に伝え、救助されるのを待ちましょう。また、安全な場所に逃げることができたら、119番に電話して消防車に来てもらいましょう。119番に電話すると、「火事ですか?救急ですか?」と聞かれるので「火事です」と答えましょう。その後の電話のやりとりなども書かれているので詳しくは以下の記事をご覧下さい。

こんなときどうする?119番と110番 https://social-b.net/baiyu/sos20220316jp/

火事の原因

火事の原因は、特別な理由ではなく、日頃の生活の不注意が原因で起こることが多いです。以下で火事の原因になりやすいものと具体的な状況について説明します。

  • たばこ

たばこの火が完全に消えていないのに捨てた

寝ながらたばこを吸って、布団に火が落ちたことにすぐに気づかなかった

  • 暖房器具

ストーブに服やカーテンが触れて、火が移った

石油ストーブの給油口から石油が漏れていた

火のそばでスプレー缶を使った

  • 電化製品のコンセント、プラグ

タコ足配線をしていた場所から火がついた

束ねられたコンセントがマットや毛布の下にあり、火がついた

長い間コンセントが差したままであり、プラグにほこりがたまって火がついた

  • ガスコンロ

ガスコンロの火が自分の服やゴミ袋に移った

ガスコンロの近くでスプレー缶を使った

火事にならないために

火事を防ぐためには上記で説明した状況にならないことが大切です。

具体的には、たばこを寝ながら吸わない、完全に消してから捨てる、火の近くでスプレー缶を使わない、コンセントを束ねない、マットや毛布の下にコンセントを置かない、プラグの周りを定期的に掃除することなどで火事を防ぐことができます。

避難の仕方を確認しておこう

避難する時に通る道は避難経路(ひなんけいろ)といいます。マンションに住んでいる人やビルで仕事をしている人は日頃から確認しておきましょう。また、ホテルに泊まった時も避難経路を確認しておきましょう。

いかがでしたか?火事が起きるとすぐに逃げる必要があります。火事についてあらかじめ知っておいて、いざという時にすぐに逃げられるようにしましょう!

 

  • こちらの記事もご覧ください

地震(じしん)が起こったらどうする? https://social-b.net/baiyu/earthquake20230513jp/

知らないと危ない!台風(たいふう)について https://social-b.net/baiyu/typhoon20230520jp/

こんなときどうする?119番と110番 https://social-b.net/baiyu/sos20220316jp/

 

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https://social-b.net/baiyu/question-box/