ふたば国際プラザで相互理解講座「言語面から見る国際理解:インド・ヨーロッパ語族の存在と発見」を開催しました!
2024.06.12
2024年5月11日(土)、日本人と外国人の交流・相互理解事業の一環として、ふたば国際プラザで第1回「言語面から見る国際理解:インド・ヨーロッパ語族の存在と発見」を開催しました。この講座では、摂南大学特任教授であり神戸大学名誉教授の萩原守先生を講師としてお招きし、20名の参加者が集まりました。
講座の前半ではレジュメをもとに地図を使いながら、インド・ヨーロッパ語族の各言語が話されている地域を確認しました。萩原先生は、インド・ヨーロッパ語族の存在とその発見の歴史について詳しく説明し、参加者はそれぞれの言語がどのように関連しているかを学びました。具体的には、インド・ヨーロッパ語族の言語がどのように広がり、発展してきたか、また各言語の特徴や共通点についての説明がありました。萩原先生は地図を使い、視覚的に理解しやすい形で話を進めてくださいました。後半になると少し駆け足となりましたが、言語学の最新の研究成果や興味深いエピソードを交えながら、参加者を魅了しました。質疑応答の時間が短かったものの、参加者からの質問に対して丁寧に答えていただきました。
参加者の方々から「言語の成立や類似性について深い知識を教えていただきました。先生のお人柄が良く出ていて良かったです。」、「非常に興味深い話でした。言語を知れば、その国の歴史がよくわかると思いました。」、「地図を用意してくださり良かったです。プリントが細かくてありがたいです。」、「言葉の成り立ちに人の移動や宗教などが関わっていることがわかり、大変勉強になりました。」、「各言語の特徴を例を挙げながら、ユーモアを交えてお話しされたので、とても楽しく聞けました。」などの感想を頂きました。
司会者の感想
講座を通して、私自身は言語学習には想像力が求められていると感じました。言語を学ぶことで、その背景にある文化や歴史についての理解が深まり、相互理解が進むことを実感しました。
今回の講座は、多くの参加者から高い評価を得ており、今後もこのような相互理解を深めるための講座を継続して開催していく予定です。次回も皆様のご参加をお待ちしております。