相互理解

ベルェベル美容専門の皆さんが交流に来てくれました

ベルェベル美容専門の皆さんが交流に来てくれました

「きれいにメイクして、少しでも気分を晴れやかにしたい」

 

このような避難民からの声が、このイベントを実現させました。

11月30日土曜日の午後、ふたば国際プラザに学校法人ロイヤル学園ベルエベル美容専門学校の学生18名が来てくださり、神戸に避難しているウクライナ避難民15名の方々に、学生たちがひとりひとり丁寧にメイクを施してくれました。

事前に写真をお送りし、肌の色、目の形・色、骨格などからどんな色やメイク法が似合うかを考え、当日は引率の先生のご指導の下、てきぱきと準備を整えていらっしゃいました。メイク前からウクライナの方々の目がキラキラしていたのが分かりました。

せっかくの生の教材が目の前にあるので、❝エタノール❞と書いたボトルを手に取り、「Oさん、カタカナ、読んで。」「…ユ…タ…?」と言ってしまったのはご愛嬌。

30~40分ほどでメイクが終わり、皆さん、色々な角度から手鏡で確かめたり、トイレの大きい鏡を見に行ったり、本当にうれしそうでした。参加したウクライナの方々は、

・学生たちのテクニックはすばらしかった。

・みなさん、丁寧でやさしかった。

・世界を明るくスタイリッシュにしたいという夢がすばらしい。

・長年いろいろなメイクをしてきたけど、若い学生たちにメイクしてもらうのは楽しくて、いい経験になった。

・家に帰ったら「ママ、きれい」と言われた。

・やさしいナチュラルなメイクで、まわりの人たちにほめられた。夜、顔を洗った時、いつもよりしっとりしているのを感じた。と、後日語ってくれました。

最後はお菓子・飲み物・ウクライナ語&日本語の歌と踊りで交流し、写真を撮り、別れを惜しみながらイベントが終了しました。

ベルエベル美容専門学校の皆様には事前の準備から、当日のメイク、後片付けまで気を配ってくださり感謝申し上げます。