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KOBEランタン縁日2024を行いました

KOBEランタン縁日2024を行いました

去年の様子はこちらをご覧ください。

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KOBEランタン縁日2024

 およそ大小1200個のランタンで長田の街を彩りました。ふたば学舎に加え大正筋商店街の橋げた3つや協力テナント前、新長田大橋地下道、兵庫県立神戸生活創造センターなど、多くの場所でランタンを展示し、多くの方々のご協力で広範囲に事業を実施でき、ふたば学舎の親子縁日だけでも2日間で2,600名の来場者がありました。

 

ランタンは日本語の学習者や支援者、地域の子どもたちなど様々な人々に絵付けを行って頂き、中国の切り絵やベトナムの花、寺院、ネパールの風景など、オリジナリティあふれるランタンがたくさんできました。ランタンをできるだけ長い期間楽しんで頂けるよう、縁日の2日間だけでなく、1週間前から展示を開始して街行く人々の注目を集めました。実際に絵付けをした人々が、自分が絵を描いたランタンを探す姿もたくさん見られました。

親子縁日ではスーパーボールすくい、割りばし鉄砲、世界の遊び、千本引きなど子どもたちが楽しめるゲームを多数用意しました。またステージ企画ではチンドンの演奏やマジックを披露頂いた他、モンゴル語の母語教室の子どもたちによる演奏など、多彩な内容になりました。また神戸国際コミュニティセンター(KICC)でもスペイン祭や神戸学院大学ボランティア部による子ども遊びを企画して頂いたり、大正筋商店街の店舗で金魚すくいを出して頂いたり、そしてそれらに満遍なく人が行くように会場マップとスタンプラリーを準備したりと連携や工夫を行いました。

 

そして、地域の店舗や団体・個人の協力を得て大正筋商店街で韓国、ベトナム、モンゴル、ブラジル、ウクライナ、インド、中国、ネパール、イタリア、タイなど世界各国の屋台とふたば学舎前でわたがしの屋台、工作屋台などを出店しました。

今回のランタン縁日の実施にあたっては本助成金のほか、寄付(ランタンサポーター)を募り、29団体・個人から341,215円のご協力を頂きました。

 

今回の事業を通して、地域の多くの子どもたちが多様な文化に触れて、また多様な文化的背景を持つ人々が協働して地域活性化に取り組むのを見て、地域社会に誇りをもち多様性を尊重できる人材として成長するきっかけを作ることが出来ました。今後も外国人の社会参加を後押しし、地域の縁をつくる事業を行って参ります。