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KOBEランタン縁日2021を行いました

KOBEランタン縁日2021を行いました

神戸定住外国人支援センターはふたば学舎と共催で、2021年10月15日(金)から16日(土)にかけてKOBEランタン縁日2021を実施しました。大小約550個のランタンを使って、大正筋商店街の入り口と神戸国際コミュニティセンター(KICC)前、ふたば学舎を彩りました。ランタンには、日本語教室や学習支援教室に来ている学習者、支援者、地域ボランティアなど様々な人々が絵付けを行いました。ある人はベトナムのお寺や花、ある人は中国の模様、ある人は富士山、ある子どもは好きなアニメのキャラクターなどのデザインを絵の具や切り絵で表現しました。切り絵が得意な中国帰国者1世配偶者の張雨均さんもはりきって、切り絵を使ったランタンを20個も作ってくださいました。当日は色とりどりの色彩に満ちたアジア各国の情緒が多くの人々を魅了しました。子どもたちが自分が絵付けをしたランタンを探す姿も見られ、自分たちの作ったもので街を活性化させる実感が生まれました。また、ふたば国際プラザでもコラボレーション企画として「絵本の読み聞かせと子どもヒューマン・シネマ上映会」「世界のあそび体験」「世界の食文化講座」を開催し、どれも盛況を博しました。

 

 

ランタン縁日はアスタ5番館地下テナント空きスペースを活用して行ってきた「縁会」の流れをくみ、多文化を活かした地域の賑わいづくりや人との「縁」を作る事業として今回が3年目の実施でした。今年はKICCがアスタ1番館へ移転する際のオープニングセレモニーに連動して地域を盛り立てるために、神戸市やKICC、(株)くにづか、ふたば学舎など各団体と協力して準備を行いました。開催費用については神戸市の助成金を受けることができ、過去最大の規模で開催することができました。また資金面の協賛として「ランタンサポーター」を募集し7社・個人のご協力を得ることもできました。当日の運営面では地域の方々や大学生などのボランティアの協力があり、人手が必要な準備や撤去もスムーズに実施できました。地域の方々、親子に喜んで頂くことができたのが何よりの成果です。

ふたば学舎の2階で行った親子縁日では割りばし鉄砲、スーパーボールすくい、世界のあそび体験(中国の切り絵、内モンゴルのおはじき「シャガイ遊び」、ベトナムのボードゲーム「オー・アウン・クアン」)、笑い文字、おかしのプレゼントという内容を用意し、どれも人気でした。またステージプログラム(マジックショー、二胡とフルスの演奏、チンドンパフォーマンス)も企画しました。二胡とフルスの演奏は中国帰国者2世のお二人に出演頂きました。フルスの範宝珍さんはチャイナドレスを着て演奏頂きましたが、「コロナで活動機会が減っていて、このような衣装を着れる機会は、最近はなかったので楽しかった」と話されており、良い機会になったと感じました。それから、にぎやかしの「プロ」である「チンドン通信社」にチンドン演奏を依頼し、にぎやかな音楽で縁日を盛り上げて頂きました。チンドンの演奏が始まると会場全体が一体感に包まれ、何とも言えない温かい雰囲気になりました。親子縁日には2日間で約1,500人の来場者があり、本当に多くの来場者で賑わいました。2日目の土曜日には入場制限をかけて順番待ちをしてもらわなければならないほどの来場者がありました。

 

この事業を通して地域を元気づけられたと思いますし、子どもたちが街の魅力を感じることができたと思います。そして地域の多様な人々が縁を作るきっかけになりました。来年度は更に範囲を広げて実施し、地域に根差したものにしていきたいです。これからも人々の縁をつくり、街を元気づけ、賑わいを生み出すコンテンツとしてランタン縁日を発展させていきたいです。