相互理解講座第5回「外国にルーツを持つ児童・生徒の教育について」を実施しました2024.10.22

10月5日(土)に2024年度相互理解講座第5回「外国にルーツを持つ児童・生徒の教育について—学校教育への入学から卒業後まで—」を実施しました。

日本で学ぶ外国にルーツをもつ子どもたちはどんどん増えています。しかし、基本的な権利である「学ぶ」ことから疎外されがちです。

そこで、外国ルーツの児童・生徒が学ぶ場にどのような選択肢があり、それぞれにどのような困難があるのかを教えていただきました。

子どもたちが抱えている学習上の困難の背景にはいまだに同化圧力の強さがあること、それゆえ本人の日本語力ばかりに関心が注がれてしまい、文化的背景の豊かさや強み、個々の力が見落とされてしまう問題点があることを学ぶことができました。

当日14名の参加者からは「日本語のことだけが指摘される現状に違和感があり、それをようやく言ってもらえた」などの感想をいただきました。