日本語ボランティア講座「日本語学習者の『わたしの物語』をもとにした活動の紹介」を開催しました2020.02.12

2020年1月26日(日)に日本語ボランティア講座「日本語学習者の『わたしの物語』をもとにした活動の紹介」を開催し、21名の方に参加いただきました。

八木真奈美先生(駿河台大学教授/人によりそい、社会に対峙する日本語教育研究会)を講師として迎え、移住者の方が書かれたお話を集めた冊子『わたしの物語』を用いた活動の紹介をしていただきました。

講座の前半では、八木先生が出会った日本語学習者の語りが紹介されていました。その後、実際に『わたしの物語』を使用したワークを体験しました。通常は日本語学習者と支援者がともに語り合う活動となりますが、講座では参加者のみで『わたしの物語vol.2』に収録されているgyuyaさんの物語を読み、ワークを行いました。

ワークは、日本語ボランティアのみで行いましたが、他の人と一緒に移住者の物語を読むとストーリーから学べることが増えるということを感じました。また、一緒に読んでいる日本語ボランティアの方の視点や、その人の言葉や生活に対する見方に気づくことができ、自分の日本語支援者としてのあり方を振り返るきっかけとなりました。

最後に八木先生は『わたしの物語』を用いた活動の注意点として、以下の点を示されていました。

質疑応答の時間には、今回のワークとは異なり、実際に学習者と活動を行った場合はどうなるのかという質問がありましたが、実践報告は以下のページにあるとのことでした。

八木真奈美・池上摩希子・古屋憲章(2019)『個人の経験を社会・変革・未来へつなげる実践を目指して―ナラティブをリソースとする教材作成の試み」『言語文化教育研究』第17巻, pp. 404 – 423.

http://alce.jp/journal/vol17.html

また、『わたしの物語』や、日本へ移住された方のお話を使った学習のためのリソース集『わたしたちのストーリー』をご希望の方は「人によりそい、社会に対峙する日本語教育研究会」(https://www.jl-education.com/)まで連絡いただければとのことでした。