世界のあそび体験を行いました!2021.10.20
10月15日、16日に世界のあそび体験を行いました。
内容は中国の中国結び、内モンゴルのシャガイ遊び(動物の骨を使ったおはじき)、ベトナムのオー・アウン・クアン(ボードゲーム)でした。
中国結びはおりがみを折って、鉛筆で引いた線に合わせてはさみで切って作ります。少し細かい作業ですが、子どもから大人まで夢中になって作り、出来上がったものを満足そうに持ち帰りました。
シャガイとはモンゴル語で「家畜のくるぶしの骨」のことです。牛や馬、ヤギ、ラクダといった家畜の骨のことを全てシャガイと呼ぶそうです。シャガイ遊びに使うのは羊のくるぶしの骨が多いそうです。くるぶしの骨は4つの面に分けられ、面ごとに馬、ラクダ、羊、ヤギを模しています。参加した人は、みんな興味深々で手に取っていました。また、会場に来た中国残留邦人帰国者一世の80歳の方も、同じ遊びを昔中国(東北部)でもやっていたと懐かしそうに話してくれました。
オー・アウン・クアンはベトナムの子どもたちが昔から遊んでいるゲームだそうです。じゃんけんをして、勝った人から盤面の石をとっていき、最後に多くの石をもっている人が勝ちというルールです。少し難しいルールでしたが、初めて見たという人が多く、興味を持ってもらえました。
ゲームや遊びを通して、身近に住む人々の持っている文化に触れ、関心を深めてもらえました。